4.第3の市場創りへの取り組み(1)

「第3の市場創りへの取り組み」は、製本ビジネスの新しいカタチ。

[これまで]

“製本語”を話す業界人(出版社、印刷会社)のみを顧客に、彼らが要求する製本仕様を満たす(たまには超える)製品を、指定の日に、指定の価格で届けることで事業を継続してきた。

[これから]

今までもやらなくてはならなかったが、やってこなかったことをやることだ。それは、「自らが動く」こと。何かを待つのではなく、こちらから動くのだ。
1.お客様(選んだ見込み客)に出かけ、話をし、話を聞くこと。
2.集荷と納品は当然の義務だと思うこと。

1社で行きにくいなら、誰かと連携し、得意な人に任せる。連携には、「戦略的パートナーシップ」で進めよう。特に公共性の高い相手には、「協同組合」という組織で対応することが必須である。

もう一つ、
「第3の市場」の人々は“製本語”は話せない。そして、いちいち細かい仕様も説明できないし、見積書も不要で、できない理由も要らない。必要なのはわかりやすい「定価」だ。

4.第3の市場創りへの取り組み(2)

第3の市場創りの達成イメージ
2025年に売上の10%、2030年に売上の25%を目指す。